さくらクラウドのディスク増設&マウント方法
1.さくらクラウドのクラウドコントロールパネルで設定を行なう。
設定方法はこちら
2.ディスクの確認
/sbin/fdisk -l ディスク /dev/sda: 21.5 GB, 21474836480 バイト ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 2610 Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク識別子: 0x0006f266 デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム /dev/sda1 * 1 13 102400 83 Linux パーティション 1 は、シリンダ境界で終わっていません。 /dev/sda2 13 268 2048000 82 Linux スワップ / Solaris パーティション 2 は、シリンダ境界で終わっていません。 /dev/sda3 268 2611 18820096 83 Linux ディスク /dev/sdb: 21.5 GB, 21474836480 バイト ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 2610 Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes ディスク識別子: 0xbee7f51e デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム /dev/sdb1 1 2610 20964793+ 83 Linux #増設ディスク
3.ディスクのパーティション設定
/sbin/fdisk /dev/sdb1
4.ファイルシステムを構築
/sbin/mkfs -t ext3 /dev/sdb1
ちなみにext3とは
・ext3:ext2にジャーナリング機能を加えたファイルシステム
・ext2:Linuxの標準ファイルシステム
・reiserfs:高速なジャーナリングファイルシステム
5.ディレクトリ作成とマウント
mkdir ディレクトリパス mount /dev/sdb1 ディレクトリパス
ディレクトリの移行を行なう場合は、マウント前に下記の手順が必要
1)移行するディレクトリの退避
cp -a 移行ディレクトリパス 退避ディレクトリパス ※-a 全ての属性をコピー
2)移行元ディレクトリの削除
rm -rf 移行ディレクトリパス
3)移行先ディレクトリを作成
mkdir 移行先ディレクトリパス
4)移行先ディレクトリをマウントする
mount /dev/sdb1 移行先ディレクトリパス
cp -a 退避ディレクトリパス 移行先ディレクトリパス
6.サーバー再起動時に自動マウントする設定
/etc/fstabのファイルに下記を追加
/dev/sdb1 ディレクトリパス ext3 defaults 1 2
パラメータの説明
マウントデバイス:マウントするディスクを指定
マウントポイント:マウントするディレクトリを指定
マウントオプション:defaults = デフォルトのオプション(rw, suid, dev, exec, auto, nouser, async)を有効
dumpオプション:0はdump不要、1はdump必要です。
fsckオプション:0はファイルチェック無し、1はroot専用でチェック有り、2はチェック有り
ディスクのマウント位置確認
df -h ※-h GB表示 Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/sda3 18G 13G 4.0G 77% / tmpfs 1004M 0 1004M 0% /dev/shm /dev/sda1 97M 47M 46M 51% /boot /dev/sdb1 20G 2.9G 16G 15% マウントディレクトリパス
ディレクトリ毎の容量確認
du -sh * 2.3G 2012.07.19.03.30.21 2.3G 2012.07.20.03.30.17 2.3G 2012.07.21.03.30.18
マウントされているか確認
mount /dev/sda3 on / type ext4 (rw) proc on /proc type proc (rw) sysfs on /sys type sysfs (rw) devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620) tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw) /dev/sda1 on /boot type ext4 (rw) none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw) /dev/sdb1 on ディレクトリパス type ext3 (rw) #ディスク属性がrwなのか確認必要
ファイル数のカウント
ls | wc -w